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2025/10/29

ジョブチェンジへの道のり

目次

はじめまして。システム開発部 米山です。
EC1ではエンジニアのこんな仕事をしてみたい!を積極的に応援しています。
今回はセキュリティ分野からプログラム開発へジョブチェンジした私の経験をご紹介します。

1. なぜジョブチェンジしたかったか?

これをお話する前に、少し私の職歴紹介にお付き合いください。

遡ること10数年前、IT業界とは全く別業界にいた私。
縁あってとあるIT人材派遣企業へ転職。
その会社から今の会社に繋がることになるのですがその時から思っていたことがあります。

「IT業界と一言で言っても色々な分野があって、それぞれに全く違う世界があるんだなあ」
子供っぽい感想かもしれませんが、実は今もあまり変わっていません。
IT業界って専門分野に分かれていて、具体的にはどんなことをしているのかイメージしにくい業種と思っています。

「できれば色々な分野を経験してみたい」
シンプルにこの思いがずっと続いているのです。

まず最初に経験したのはセキュリティ監視業務でした。
最初は周りの会話が全て外国語に聞こえる状態でした。
とんでもない失敗もありましたが、
未経験の強さというか、お客様はじめ先輩たちにも助けられ、鍛えられ、あっという間に5年ほど。
そろそろ違う現場で経験を積もうか?となった時には、セキュリティシステムを刷新する案件で
リーダーも任せていただいたりと、たくさん経験を積ませていただいた思い入れの深い職場になりました。


せっかくセキュリティ分野で経験を積んだのだから!ということで
次のPJではセキュリティ機器の導入支援、ユーザサポートの業務に携わりました。
ここでは技術チームとユーザの間で導入に向けた調整をする役割でした。
ネットワークや機器構築に必要なパラメータ準備だったり
ログ分析から改善提案をしたり、セキュリティ知識だけでなく、お客様対応や業務支援に近かったかもしれません。

ここでも8年ほど経験させていただいて、だんだんと、
「せっかくIT業界にいるならまだ経験したことのない分野にもチャレンジしてみたい」
「ITといえばプログラマー!プログラム開発が自分でできたら面白そう」
という思いがむくむくと強くなってきました。
この頃から社長との1on1などでも話をしていたのが、今のジョブチェンジに繋がりました。

2. プログラム開発してみたい!

その後、会社とも何度か面談し、異動に向けて動いてもらっていました。
といっても、未経験の人間を受け入れてくれるような開発のPJはあるのだろうか…
そんな気持ちで日々働きつつ、ひとまずJavaを勉強しようと決め、独学で勉強を始めました。
Javaプログラミング基礎認定3級を取得しましたが、
未経験から独学は正直しんどく、時間を割くのに結構苦戦しました。。

そんな中で、会社から一本の電話が。

「4月から開発のPJが決まりそうだから来月までにOracleSilverを取得してね♪」

え…!来月ですか!

それから1か月は受験生のような生活でいわゆる黒本を相棒に、なんとかOracleSilverを取得し開発現場へ。
ジョブチェンジして半年程経過したところでこのコラムを書いています。

3. ジョブチェンジしてみた感想

大変なことも多いですが、新しい現場で仕事を覚えていくプロセスは基本的に変わらず
今までの経験も無駄じゃなかったなと実感しています。

ただ事前に必死で試験勉強をした知識がなかったら、やはりもっともっと大変だったと思うので
未経験分野にチャレンジを考えていて
それが専門分野であるならば、まずは資格取得の勉強はしておくといいです。
※私は今回参加できなかったのですが、EC1では有志が集まっての勉強会も
定期的に開催されていますよ〜

4. ジョブチェンジして後悔しないか?

実は一番怖かったのがこれです。

以前のPJも働きやすかったですし、びっくりするくらい心のこもった送別会を開いてもらい、
新しいPJに移る時も、本当に良かったのかな…と思った時もありました。

特に開発のPJになってしばらくは、慣れない環境で慣れない仕事をして、しんどいなと思うことも。

ただ、日々仕事をする中で、少しずつですが、できなかったことができるようになっていって
新しい経験をする、ということは大変だけど楽しくて、知っていく喜びみたいなことを久しぶりに感じています。

そして今のPJにはEC1の仲間もいますので、出社日にはみんなでお昼を食べたり
わからない部分を相談したり、雑談したり、もちろんフォローしてもらったり。
今までで一番自分の会社を近く感じながら働いています。
それが思った以上に安心感があって、この環境でジョブチェンジできたことはとてもありがたいことでした。

そんな感じでまだまだひよっこですが、相対的にはチャレンジして良かった!と思っています。
EC1で開発したいよ〜という方は、いつの日か同じ職場で働くこともあるかもしれませんので
どうぞよろしくお願いします!